日本全国のヨガ・ピラティス費用比較まとめサイト

ヨガの効果|ヨガを始める前に知っておきたい3つの重要事項とは?

本ページはプロモーションが含まれています。

ヨガを始める前に知っておきたいこと

編集部紹介山さん大手エステチェーン2社にて店舗開発の責任者として200店舗以上の出店業務を担当。美容業界専門行政書士・AJESTHE美肌エキスパート(日本エステティック協会)小池現役看護師 自分の体に強いコンプレックスを感じ、各種二重整形を始め様々な整形術・ダイエットを行った経験を持つ

【総合得点順】山さん&小池のおすすめヨガスタジオ3選

ヨガプラス人気のヨガスタジオ&ピラティス日本No.1のスタジオで全国に100店舗以上を展開しており、ヨガとピラティスを受けることが出来ます。マシンピラティスでピラティスそのものを理解している指導者がマットのグループレッスンをおこなっています。入会したスタジオと同じグレード内のスタジオなら、エリアが違うスタジオにも追加料金なしで通い放題!週末はスタジオ・平日はオンライン、と使い分けも可能詳しく見る(ヨガ)詳しく見る(ピラティス) ホットヨガのカルドもっと詳しく見る全国に87店舗以上展開するホットヨガ カルド、今一番ホットヨガ業界で注目のスタジオではないでしょうか。カルドのホットヨガは、室温35~40℃、湿度55%、銀イオンスチームと遠赤外線床暖房でスタジオを暖めています。予約が必要なスタジオがほとんどの中、カルドでは全レッスン予約不要です。
LAVAもっと詳しく見る全国に430店舗以上展開するLAVAは、「外見だけではない、内面の美しさ」を磨き、豊かな日々を送ってほしいという願いから、2004年に誕生しました。ヒーターと加湿器で暖められた室内は室温35〜40度、湿度50〜60%に設定され、全店舗共通で全レッスン内容と時間が統一されていることが特徴です。

これまでに多数のヨガインストラクターを世に輩出した、ヨガインストラクターの先生が、これからヨガをやってみたいと思う全ての女性・男性に向けて「知っておきたいポイント、ヨガの哲学から料金、服装、よくある質問など、知ればあなたもきっとヨガが始めたくなる!というヨガの魅力について詳しくご紹介します。(じっくり読むと20分くらいかかります)

筆者の自己紹介

筆者の自己紹介初めまして。今から10年程前に当時通っていたジムのスタジオプログラムで初めてヨガを行ってからその魅力にどっぷりハマり、様々なヨガの資格を取得した後、某ヨガスタジオにてインストラクター養成講座を担当し、全国にヨガインストラクターを輩出してきました。現在はフリーインストラクターとして週10本程常温ヨガのクラスを担当しています。

ここ数年はヨガブームが続き、若い女性だけでなく男性や年配の方、小さなお子様までヨガをするようになりました。私がヨガを始めた頃、自宅近くにあるヨガスタジオは数える程でしたが、現在はどのスタジオがいいか迷ってしまうほど増加しています。ジャンル(流派)も多岐に渡り、ヨガの本来の目指すべき終着点である「捉われない自由」が多くの人々から求められ、ウェアのデザインもオシャレで私服として着ることが出来るものが多くなりました。マインドフルネス(瞑想)という言葉も耳にする機会が増えてきたかと思います。

これだけヨガが普及して身近になってきたことが嬉しく、同時に現代に生きる私たちにとって必要なことなんだなとしみじみ感じています。ヨガの存在を知っているけど、チャンスが無くて未経験の方や抵抗がある方がいらっしゃいましたら、そんな方にこそぜひヨガを体験していただきたいと思います。何故なら、ヨガは身体の柔軟性や不調だけでなく、その人の人生や人格を変えてしまうほど、とてもパワフルなものだからです。

今回は私のこれまでの体験談を織り交ぜながら、ヨガ未経験の方が抱くお悩みや疑問などにもお答えしていきたいと思います。

ヨガって一体何?

ここ数年、人気モデルや女優など若い女性を中心に流行っているヨガ。綺麗な人はみんなヨガをしているのか、ヨガをしているからみんな綺麗なのか…(笑)ダイエットや体質改善目的で行っている方もいるかと思いますが、本来ヨガとは古代インドの言語であるサンスクリット語のYuju(ユジュ)「繋がる」「結びつく」が語源です。日本では「お」は短母音なのでヨガと言う人が多いですが、サンスクリット語では「おー」が長母音なので、ヨーガと発音します。(今回は日本に馴染みのある名称ヨガと呼んでいきます。)
ヨガは、私たちの肉体・精神・魂を繋ぐ効果があります。普段、私たちは自分の考えに閉じ込められた私を「私」だと思っています。

「私」は女性で日本人、33歳、身長160cm、体重52kg、現在独身。彼氏はいるけど結婚の予定は無し、友達はどんどん結婚していくし、SNSを開けば子供の写真ばかりで羨ましいと思いながら、現在の自分と比較してしまう。仕事も恋愛も思うようにいっていない自分の将来がたまらなく不安で、ストレス発散はお酒で毎日の晩酌は欠かせない。このままじゃ良くないと漠然と思うけど、行動を起こすのも不安で、どうしていいか分からない…

あなたは今まで、このように思ったことはありませんか。突然ですが、おめでとうございます!このように思い始めたら、ヨガを始めるタイミングが来たからです。ヨガの考えでは上記の「私」は「私」ではありません。お金や肩書き、地位があっても、結婚して子供がいて幸せな家庭を築いたとしても、何だか心が満たされない、これ以上のものが何かあるはずだという考えに気付いている意識、それが本来の「私」なのです。

私自身もヨガに出会う前は上記のような考えで毎日を過ごしていました。周りの人はみんな満たされているのに、自分だけおいてけぼりにされているようで…物心ついた頃からいつも私は他人と比較するクセがついていました。今思うと、他人からの目線やどう思われるかということに過度に臆病になっていたのだと思います。

ヨガは様々なポーズをとったり、呼吸法を行いながら「単に目の前の安全や、つかの間の喜びを追い求めることだけに没頭してしまいがちな自らの無知を落として、瞑想の中で解決」してくれます。空間や時間ですら閉じ込めることの出来ない、何者にも捉われない私こそが本当の私の姿であると知ることが出来ます。つまり、自分自身で繰り広げていたストーリーや固執していたものを手放してくれます。

ヨガの魅力について、ここからさらに詳しく見ていきたいと思います。

ポーズを取ることだけがヨガじゃない!

私たちの頭の中は、四六時中、考え事でいっぱいで常に静止することなく動いています。私たちを苦しませる原因は大きく分けて5つ。

無知、エゴ、好き、嫌い、生命の執着

です。これらは、私たちを苦しみへと引き込みます。自己中心的な考え、好き嫌いに捕らわれること、生命や肩書きの執着は、家族や友人に八つ当たりをしたり、自分を傷つけたり、身体に不調が出ることもあります。なぜそのようなことが起こるのでしょうか?

パターン化した癖や神経回路を変える「八支則」とは?

荒れているマインドの波を静めるには、パターン化してしまっている癖や神経回路の配線を変えることが必要です。マインドに取り憑かれているものを緩める為には、ヨガ哲学の基本的な教え「八支則」が効果的だと言われています。(ここは少しややこしいので飛ばして読んでもらっても構いません)

「八支則」とは

  1. ヤーマ(ヨガの準備としての道徳訓練による心の浄化)
  2. ニヤマ(勧戒)
  3. アーサナ(体位法)
  4. プラーナヤーマ(調気法)
  5. プラティヤハーラ(内観)
  6. ダーラナ(集中)
  7. ディヤーナ(瞑想)
  8. サマーディ(最高次の超意識状態)

から成ります。

一つずつ解説していきましょう。

まず、

①ヤーマ(ヨガの準備としての道徳訓練による心の浄化)

①ヤーマ(ヨガの準備としての道徳訓練による心の浄化)には、日常生活で行なってはいけないことが5つ掲げられています。

  1. アヒンサ(非暴力)…考え、言葉、身体を使った行いで、人や自然を傷つけないこと
  2. サティヤ(嘘をつかないこと)…人や自然を傷つけないように、いつも考えと言葉に一貫性を持つこと
  3. アスティーヤ(盗み)…他の人の所属するものを欲しがったり、奪ったりしない
  4. ブラフマチャリヤ(禁欲)…一時的な快楽に更けることを制御する
  5. アパリグラハ(貪欲さのないこと)…自分の根っこの問題を注意深く見て貪欲に陥らない

上記5つは行なってはいけないことだけでなく、マインドの癖を取り除くプロセスでもあります。

②ニヤマ(勧戒)は、日常生活で実践すべき行ない

次に、②ニヤマ(勧戒)には、日常生活で実践すべき行ないが5つ掲げられています。

  1. シャウチャ(純潔)…考え、身体、環境を清らかに保つ
  2. サントーシャ(満足)…最低限必要なものを持つシンプルな満ち足りた生活を楽しむ、今ある環境に感謝する
  3. タパス(苦行)…辛く苦しい状況でも、客観的な理解を持って耐える
  4. スヴァディヤーヤ(読誦)…継続的な勉強
  5. イーシュワラプラニダーナ(神霊への帰人)…自分の行動と意思を、最大限に全世界に奉仕すること

ヤーマとニヤマは八支則のベースとなっていて、日々の社会的及び個人的行動規範となり、基本的かつ実践が難しい教えとなります。

③アーサナ(体位法)では

まっすぐ背筋が伸び、心地良く座り続ける姿勢を練習します。つまり身体を整えていきます。この姿勢の完成が瞑想に没頭するために大切です。

④プラーナヤーマ(調気法)では

呼吸を整えます。呼吸は考えの状態と密接に結ばれていて、一定のリズムで心地良く吸う息・吐く息・吸う息と吐く息の間を保つ呼吸法が瞑想の準備に繋がります。

⑤プラティヤハーラ(内観)では

外側の世界の好みのものを追いかける習性のある感覚器官を自分の内側に引き戻します。外で起きていることを気にしない、思いを馳せない練習です。

⑥ダーラナ(集中)では、対象物へ意識を集中させ、
⑦ディヤーナ(瞑想)で更に意識をどんどんフォーカスさせ、
⑧サマーディ(最高次の超意識状態)瞑想の対象の中に私が解決する体験をします。

⑤〜⑧は抽象的でイメージしにくいかもしれませんが、この八段階を実践していく過程で、「障害物の層」を取り除くことが大切です。それは、あれでもない、これでもないと自問自答し続けながら、自分の中で不要になった信念や行動パターンを切り捨てていくこと、新しい習慣や学びを取り入れていくことです。この不純さが除去されると、マインドの奥にある、全てを照らしている純粋意識(真我)つまり本当の自分との繋がりに気付きます。

サンテグジュペリが星の王子さまでも言っているように、私たちは人を見た目で判断しがちですが、性別、肩書き、国籍に関わらず、みんな同じものを持っています。同じようにカルマ(過去での行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる。因果応報)があって意識があるのです。純粋意識(真我)を知ることで、私たちを苦しめる5つの原因は消滅していくのです。

ヨガマットの上で起きていることは日常で起きていること

今までヨガを行なったことがある方は、ポーズを取っている時、自分の心と体がどんな感覚・どんな気分でしたか?辛い思いをしながら無理してポーズを取っていませんでしたか?奥歯をグッと噛み締めて肩が力んでいませんでしたか?

ヨガマットの上で起きていることは日常生活をそのまま反映しています。辛い思いをしながら無理してポーズを取っている方は、日常生活でも無理をしているかもしれません。奥歯をグッと噛み締めて肩が力んでいる方は、日常生活でも緊張状態が続いているかもしれません。ヨガマットの上で他の人が気になりキョロキョロしている方、じっとしていられない方は、常に人の目を気にしている人です。頭の中も慌ただしく、日常生活でもバタバタしていることでしょう。

しかし、日常生活での心の有り様を、落ち着かせることはそう簡単ではありません。嫌なことがあったり、体調がすぐれなかったり様々な外的要因により心は乱されてしまいがちです。

そこで日常ではなく、まずはマットの上で深い呼吸が出来て心地よい場所を探すことが大切です。

目先の幸せや他人からの評価ではなく、ヨガのポーズを繰り返し繰り返し行うことで、真に満たされた自分に出会い、深い呼吸が出来て心地よい場所を見つけることが出来るのです。それにより、マットの上だけでなく、日常においても今まで何が自分を苦しめていたか向き合い、今までの行動パターンや習慣を手放していくことができるようになるのです。

私がヨガを続ける理由

ヨガに出逢って10年が立ちました。私がヨガを始めたきっかけは、ダイエット目的と何となくセレブな印象があったので、オシャレだという安易な理由でした。(笑)そんな理由だったにも関わらず、なぜ10年もヨガを続けているかというと「ヨガをすることで自分自身が癒される」からです。日常生活は忙しく、予期せぬことが起きたり、心身が振り回されることが多くあります。

私たちの身体と心は、自分たちが思っている以上に繊細です。ポーズを取ったり、呼吸法を行なったりと、日々セルフケアをすることでその日の自分の調子を把握することが出来ます。自分自身の調子が把握出来てから、無理をしすぎるということが少なくなりましたし、例えば何かイライラすることが起きた時も「あ、今イライラした感情が湧き上がってきているな」と客観的に見られるようになりました。

まだまだ未熟なので、その感情に同化してしまうこともしょっちゅうありますが…(笑)それでも、今はずっとその感情を引きずることなく、気持ちの切り替えが以前よりスムーズに出来るようになったのは、やはりヨガの恩恵だと思います。慢性的な身体の痛みなどもなく、疲れにくい身体を維持できていることにも感謝しています。

今さら聞けない!ヨガのよくある質問集

さて、ここまで哲学的なことをお伝えしてきました。ヨガはポーズを取ることだけではないということが分かっていただけたかと思います。実際にヨガを体験したいけど、今さら人に聞けない!そんなあなたのために、これからヨガを始めてみたいと追う方40名にアンケート調査を行い。知りたいこと、不安なこと、疑問なこと募集し、その答えをまとめました。

よくある質問1:身体が硬くても出来るか

ヨガ未経験の方の大半の方が仰る、柔軟性についての不安です。身体が硬くてついていけるか不安、足を引っ張ってしまわないかなど、心配される方が多いのですが、これは全く問題ありません。「ヨガは人と比べるものではない」と聞いたことがあるかと思いますが、隣の人と比べて柔軟性が高い、綺麗にポーズが取れているということを比べるのはヨガではありません。(それを求めるのであれば、ヨガではなく新体操や中国雑技などを行った方が良いでしょう)ヨガで大事なのは、あくまでも自分自身。ポーズ取っている時に自分の身体や心の状態がどうなっているか、第三者的に観察することが大切です。

人と比べないこと

ヨガに慣れないうちは、ポーズを取りながら様々な雑念が浮かんでくるかもしれません…例えば、今朝食べたもの、子供にイラっときて思わず言ってしまった一言、レッスンが終わった後の予定など。「そのような雑念が湧いている=意識が自分に向いていない証拠」でもあります。つまり、いろいろな方向にアンテナが張り巡らされていて、ポーズを取っていても他の人が気になってしまうのですね。または、日頃から他人の目が気になってしまっているのかもしれません。

ポーズを取るのに最低限の柔軟性や筋力は必要になりますが、一番大切なのはポーズを通して自分の身体や内側でどんな変化が起きているか観察をすること。身体はその人の心をそのまま表しています。心が柔軟になると身体も自然と柔軟になりますよ。(逆も然り。)外側に張り巡らせていた意識を内側へ向けて、自分自身にフォーカスして見ましょう。

よくある質問2:ヨガの健康への影響(心身)、どれくらいで効果が出るか

ヨガは、全身の筋肉をほぐすことで血流促進の効果、骨や関節を動かすことで内臓の位置が正しいポジションに戻る全身のバランスが整えられるなど様々な効果があります。瞬発的な激しい運動ではなく、深呼吸をしながらゆったりとポーズを取っていくので、インナーマッスルも強化されます。肩凝り、腰痛、頭痛、生理痛、生理不順、冷え性、不眠症など身体の不調でお悩みの方はヨガをやってみましょう。

滞っていたものが流れていく感覚が味わえると思います。私のクラスで、1年間週1回通ってくださっている方は、姿勢が良くなり、身長が伸びていました。背骨に空間が出来、筋肉が正しく使われることで身体の不調も改善されたそうです。姿勢が良いと堂々と自信に満ちた印象がありますし、お顔の表情も明るくなったように思います。

ヨガはポーズを取ること以上に深い呼吸が大切になります。私たちは1日3〜9万個もの考え事・雑念で頭がいっぱいだと言われています。忙しい時やイライラしている時は呼吸が浅くなりがち。呼吸のスピードは自分でコントロールすることが可能です。意識的な深い呼吸は、私たちの忙しい頭の中や心の中を落ち着かせ、リラックスの状態へ導いてくれるのです。

まずは3ヶ月ヨガを続ける

レッスン時間は、60分のところが多いですが、スタジオによっては45分、75分、90分と異なります。仮に初心者の方が60分のレッスンを週1回受ける場合、どれくらいで効果を得ることが出来るでしょうか。私はご参加者の方に、「まずは3ヶ月続けましょう」と伝えています。私たちは2〜3ヶ月かけて全身の細胞が入れ替わると言われているので、ヨガの呼吸法とポーズを3ヶ月続けると目に見えて効果が現れます。

ヨガの素晴らしいところは、目に見える効果だけでなく、目に見えない効果も得られます。気分が明るくなったり、前向きになったり、自分にしか分からない、内側の変化が感じられます。目に見える効果を感じるまで少し時間がかかりますが、ヨガは毎回行う度に確実に微細な変化があります。その変化を楽しみながら、無理なくマイペースに継続していくことが大切です。

よくある質問3:ヨガをするときに必要なもの

ここまでお話しさせていただいて、ヨガの印象が変わった方もいるかと思います。では、実際にヨガをするときにはどのような準備が必要になるのでしょうか。極端な話ですが、畳1畳分のスペースと動きやすい服装であれば他は特に必要なものはありません。ヨガはお金をかけず、老若男女どこでも気軽に行うことが出来るのです!!!え?想像と違う!と思われる方もいらっしゃるかと思います。確かにここ数年、日本だけでなく世界中にヨガ人口が増え、ヨガ関連の雑誌もファッション誌感覚で読むことが出来ます。

最近はウェアのデザインが豊富になり、ヨガウェアブランドが増えてきました。私服でも使えるウェア、おしゃれなヨガマット、ヨガマットを入れるバッグ、ヨガの練習で使える新しい補助道具、オーガニック食品や化粧品など…ヨガ人口が増えたことでヨガをビジネスとして捉える考え方が普及してきたのだと思いますが、本来、ヨガの教えは「人と比べず、心の作用を止滅すること」です。つまり、人と自分を比較することなく、心の波を立てず、フラットな心でいることを目的としています。それを考えると、今のヨガ業界は本来のヨガの教えに反しているかもしれません…。

ですが、以前はヨガというと宗教っぽくて敷居が高いものと思われていたのが、現在はヨガの敷居が低くなり、気軽にヨガが出来る環境が整ってきました。運動強度の高いものから、ゆっくりしたもの、イスを使ったレッスンや顔ヨガ、ビーチヨガ、パークヨガなど、多岐に渡りジャンルが広がり、より私たちの生活に身近なものとなってきています。

まずは体験レッスン

私のクラスでは、初心者の方には動きやすい服装、お水、汗拭きタオルを持参していただき、レッスンに参加していただきます。ヨガマットは各スタジオでレンタル出来ます。(無料で貸し出しもありますが、有料の場合もあり。稀にマットレンタルがないところもあるので、体験に行く際は各スタジオへお問い合わせ下さい)一般的にこの3点があれば、どこのスタジオでも参加可能だと思います。

何を用意したら良いか分からない、どんな服装で行ったら良いか分からない、という方は、まずはお近くのヨガスタジオに体験に行ってみましょう!体験レッスンでは、持ち物不要・低価格でヨガレッスンを受けることが出来るので、他の方がどんな様子で参加されているか確認してみるのも良いと思います。

よくある質問4:ホットヨガと常温ヨガの違い

ホットヨガ

ヨガといっても、環境の違いで効果も変わってきます。近年のヨガブームで、首都圏では一駅に必ず大手ホットヨガスタジオがあるといっても過言ではありません。温度35〜40度、湿度50〜60%という高温多湿の環境で行うホットヨガは、ダイエット、体質改善、代謝UP、美肌効果など女性にとって嬉しい効果がたくさんあります。普段、汗をかかない人や運動不足の方は、大量の汗をかくのでジムのスタジオプログラム感覚でスッキリすると思います。ですが、かなり熱い環境なので、サウナや岩盤浴が苦手な方、貧血気味の方は予めインストラクターに相談した方が良いでしょう。

常温ヨガ

一方、常温ヨガは、場所を選ばずいつでもどこでも行うことが出来ます。ホットヨガに比べて呼吸が深くしやすく、自律神経のバランスが整えられ、より自分自身の内側を意識することが出来ます。スピリチュアルなことやオーガニックに興味がある方も多いと思います。ホットヨガは汗をたくさんかくけど、常温ヨガはあまり汗をかかないのでは、と思われるかもしれませんが、常温ヨガでもしっかり汗はかけます。同じ汗でも、ホットヨガは環境が暑いので体からでる汗、常温ヨガは自分の内側から絞り出される汗なので、質が違います。

大量に汗をかいて運動不足を解消したい方はジム感覚で受けられるホットヨガ、深い呼吸で心の安定を求める方は常温ヨガをオススメします。ホットヨガも常温ヨガもポーズは共通しているので、まずは体験をしてご自身の身体に合って長く続けられそうな方を選んでみて下さい。

よくある質問5:ヨガスタジオの価格

最後は気になる価格です。ヨガは高価な習い事だというイメージがありませんか?首都圏の大手ホットヨガスタジオ及び常温ヨガスタジオのマンスリー会員(1ヶ月通い放題)は1万円程度です。ドロップイン(都度払い)は2,000〜3,000円くらいになるかと思います。

それを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれかと思いますが、それくらいの金額で、健康的になりまた精神を穏やかに保つことができることは素晴らしいことだと私は思っています。

価格に関してはスタジオによって異なるので、上記価格より安く受けられるところもあります。本サイトで、全国のヨガ・ピラティス教室検索が簡単に出来ますので、ご自身に合ったスタジオ・教室を探してみて下さい。初めての方には設備が整っていてかつ比較的安価な大手のヨガスタジオが良いのではないでしょうか。

おすすめのヨガ・ピラティスを探す

まとめ

いかがでしたか。ヨガを始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、どんな時でもヨガは老若男女問わず誰に対しても優しく、私たちをフラットな状態へと戻してくれます。
ポーズを取ることだけがヨガではありません。今回ご紹介した「八支則」を日常生活で取り込んでみたり、深呼吸をするだけでもヨガの効果を得ることが出来ます。ぜひご自身のペースでヨガを取り入れた生活を無理なく継続し、より健康でハッピーな日々を過ごしましょう。

【総合得点順】山さん&小池のおすすめヨガスタジオ3選

ヨガプラス人気のヨガスタジオ&ピラティス日本No.1のスタジオで全国に100店舗以上を展開しており、ヨガとピラティスを受けることが出来ます。マシンピラティスでピラティスそのものを理解している指導者がマットのグループレッスンをおこなっています。入会したスタジオと同じグレード内のスタジオなら、エリアが違うスタジオにも追加料金なしで通い放題!週末はスタジオ・平日はオンライン、と使い分けも可能詳しく見る(ヨガ)詳しく見る(ピラティス) ホットヨガのカルドもっと詳しく見る全国に87店舗以上展開するホットヨガ カルド、今一番ホットヨガ業界で注目のスタジオではないでしょうか。カルドのホットヨガは、室温35~40℃、湿度55%、銀イオンスチームと遠赤外線床暖房でスタジオを暖めています。予約が必要なスタジオがほとんどの中、カルドでは全レッスン予約不要です。
LAVAもっと詳しく見る全国に430店舗以上展開するLAVAは、「外見だけではない、内面の美しさ」を磨き、豊かな日々を送ってほしいという願いから、2004年に誕生しました。ヒーターと加湿器で暖められた室内は室温35〜40度、湿度50〜60%に設定され、全店舗共通で全レッスン内容と時間が統一されていることが特徴です。